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カンボジア進出を検討されている方のために、参考書籍をまとめました。
カンボジア進出検討の第一歩として、まずは、カンボジアの基本情報からご紹介します。アンコールワットや地雷源などで有名な(?)カンボジアですが、知名度のわりに、その場所や大きさなど、はっきりと理解している人は少ないのが現実です。
インドシナ半島のほぼ中央、タイ・ベトナム・ラオスと国境を接するカンボジアは、約18万㎡、日本の約半分の国土に1,467万人の人口を抱える小さな国。カンボジアといえば、アンコールワットのお膝元、シェムリアップが有名ですが、経済の中心は、人口の約1割が暮らす首都プノンペン。現在もなお、プノンペンの人口は増加傾向にあり、また、外資による積極的な投資もあいまって、フランス統治時代を彷彿させる瀟洒な街並みでは、建設ラッシュが続いています。
カンボジアは、現在計画中の、メコン地域の経済発展を支える大動脈、ミャンマーからタイ・バンコク、ベトナム・ホーチミンを結ぶ、第二東西回廊(南部経済回廊)のルート上に位置しています。小国でありながら、メコン地域における重要性・存在感はさらに増しつつ一方で、国内外から早急なインフラ整備が期待されています。
■カンボジア王国 基本データ
面積 | 約18.1万平方メートル(日本の約1/2) |
人口 | 約1,467万人 |
GDP | 約14億米ドル |
1人あたりGDP | 約933米ドル |
主な産業 | 農業、縫製業、建設業、観光業など |
日本との時差 | +2時間 |
ちなみに、2014年4月現在、日本からカンボジアへの直行便は飛んでいません。タイやベトナムで乗り継ぎされる方が多いようです。また、カンボジアへ入国するためには、ビザが必要です。空港でビジネスビザ(シングル)を取得して、入国後、マルチに切り替えるのが一般的です。
入国のルートやビザ取得に関しては、管理人が運営している、こちらのサイトをご参照ください。